ブラインドタッチ、未経験からプログラマーに転職するとき独学で簡単に準備出来ること

未経験でこれからプログラマーに転職しようとしているあなた。
面接のときに確実に有利になって、かつ自分一人でお金がかからずに練習出来るもの、
それはブラインドタッチです。

ブラインドタッチ(キーボードを見ないでタイピング)が出来る人と出来ない人ではプログラマーとしての面接ではまったく印象が違いますよ。

「基本的な事を勉強中です」なんていって一文字一文字キーボードを見ながら打っている人は雇いたいとは思わないでしょう?

プログラミングスクールで2ヶ月間とか勉強しても詰め込めるものは限度があります。
手っ取り早くアピール出来るのはタイピングかなと思います。

毎日30分程度を1ヶ月もやればブラインドタッチなんて出来るようになります。

お金がかからず自分だけで出来てプログラマー面接のときの印象は絶対よくなるブラインドタッチ。
早い方がいいです。今日から始めましょう。

タイピングの下手なプログラマーはいない

僕は図書館で仕事をする事がよくあるのですが、気になるのがタイピング音。

ブラインドタッチが不完全な人はとにかくタイピング音がうるさい。
enter(return)キーを小指で押さない人が特にうるさい。

カタカタカタカタも大きいけどenter(return)キーをパシ~ってほんとうるさいんですよ。
デスクトップ用のキーボードなら音がするのは仕方がないけど、ノートパソコンで音をたててタイピングしているのは確実にプログラマーではないですよ。

タイピングなんて力はいらないので慣れている人は無駄な力を入れない。だから静か。

プログラマーとして就職するにはこのカタカタ、カタカタがうるさく、enter(return)キーをパンって感じに叩く。これはとても印象が悪いと思います。

ベーシックなポジションからほぼ手を動かさず、なるべく静かにenter(return)キーも当然小指で軽く押すだけ。
これだと長い時間タイピングする事になれている人っていう印象を与えられる。

未経験でプログラマーの面接に行くならブラインドタッチ出来た方が絶対に有利ですよ。

第一歩は確実にホームポジションを覚えること

ホームポジション

ホームポジションとは、キーボードの A S D F(左手小指から人差し指) J K L ;(右手人差し指から薬指)に手を置いた位置のことです。
右手の小指はちょっと伸ばしてenterキーを押しに行く事が頻繁にあります。

画像引用元:http://taipingu.net/kotu01.html

ホームポジションに手を置いたらそこから動かさなくても全部のキーを打てるようにならなければいけません。
具体的にはホームポジションに手を置いたら手首の位置は固定です。
そのままで届かないところは手首の位置はそのままで指を伸ばしてキーを押しにいきます。

絶対に絶対に手首の位置を動かしてはいけません。

最初は速さは無視して正確にキーを押せるようにする

正確にキーを押せる、これが最重要ポイントです。
どの指がどのキーを担当しているのか正確に覚えてください。

間違えないこと、これは本当に大切です。
多少早く打てたとしても間違えて打ち直す方がトータル時間は確実に長くなるからです。

ものすごくゆっくりやる練習は効果があります。
絶対間違えないゆっくりしたスピードで練習してください。

一文字5秒かかってもいいですからキーボートは絶対見ないで間違いなく押せるように練習してください。
極端な事を言えば、何秒かかろうがかまわないのでキーボートは絶対見ないで間違いなく押せる、それが大事です。

ホームポジションから手を動かさない。

ホームポジションから手を動かさない、これはほんとに重要です。

はたから見ていてへたくそなタイピングの代表的パターンは文字を入力して最後にenterキーで確定させるときです。
カタカタカタカタ、パシッ。
このときenterキーを人差指など使いやすい指で押すというか叩いている。
enterキーを人差指などで叩くためホームポジションから手が移動してしまう。
それをカタカタカタカタ、パシッ。の度にやっている。

こういう人はとにかく音がうるさい。
そんなに一生懸命キーボードを叩いていたら疲れてしまうでしょう。
enterキーの度に手を動かしてしまうので作業効率は当然ワルくなります。

ブラインドタッチの出来ない人の典型的なパターンなんです。

ブラインドタッチの出来る人は小指が使えていてenterキーは右手の小指を若干外側へ伸ばすだけです。
ホームポジションから手は動きません。

苦手なキーを集中的に練習する

enterキーや一番上の段のキーはホームポジションから小指、薬指を伸ばして押すことが多くとても難しいです。
そういう苦手なキーは集中的に練習するようにしましょう。

タイピングの練習問題でやりにくいキーばかり使うようなものを選んでやっていきましょう。

苦手なキーでつまづいても手探りだけでキーを探せるよう目指してください。
なんとかキーボードを見ないで手探りでキーを探して打ってください。

見てしまうとまったく練習にはなりません。

意識して小指を使うようにしてください。
小指を使う練習問題を集中的にやるといいでしょう。

少し慣れてきたら一定のリズムで打つ

たとえ時間がかかっても苦手なキーをなんとかキーボードをまったく見ずに打てるようになったてきたら、こんどはリズムを意識しましょう。

一文字一文字を打つ間隔を一定にして打つようにします。
苦手なキーで遅くなるようなら、その時間に合わせて超スロー、かつ一定のリズムで打てるように練習しましょう。
そうすると得意なキーのときに間がもたなくなるが、それでも一定のスピードで練習する。

とにかく得意なキーは早く、苦手なキーは遅く、というようにならないように気をつける。

プログラマーは考えながらタイピングをします。
手書きの原稿を入力するような仕事と違ってプログラマーは頭の中でプログラムを組み立てながら、それをタイピングしていきます。

苦手なキーで詰まってしまうと思考もストップしやすくなります。
一定のリズムで打てるようになると思考を止めずにタイピング出来るようになるのです。

無料タイピングゲームで練習しよう

タイピングゲームで実際に練習しましょう。

簡単なものから始めていってください。

少しの時間でいいので、かならず毎日やってくださいね。

マナビジョン

マナビジョン

初心者向け。まずは一文字づつ確実に打ってみましょう。

寿司打

寿司打

流れてくるお寿司に合わせてタイピングしていきます。
ある程度出来る人向け。

keyspeed

keyspeed

プログラミング言語の単語を打つ練習ができるゲームです。

各プログラミング言語のコースがあります。

まとめ

未経験でプログラマーへの転職を目指している人に向けてブラインドタッチが出来ると面接のときに印象がいいですよ、というお話をしました。

実際の実力なんて面接ではわかりません。

やはり見た目の印象は大事ですよね。ブラインドタッチ、頑張って練習しましょう。


以上「ブラインドタッチ、未経験からプログラマーに転職するとき独学で簡単に準備出来ること」という記事でした。
気に入ってもらえたらシェアしてくれると嬉しいです。