検索ワード順位チェックツールGRCは定番のチェックツールなんだけどWindows用しかなかった。
と思ってたんだけど、公式サイトでMacでも使える方法が紹介されてたんだね。
今回は検索ワード順位チェックツールGRCをMacで使う手順を調べてうちのMacにインストールしました。
作業工程
今回の作業工程です。
お目当の「GRC」を動かすためのソフトをインスールするところから始まります。
- 「XQuartz」のインストール
- 「Wine」のインストール
- 「GRC」のインストール
windows用アプリをMacで使う方法はいくつかあるんだけど、今回は「Wine」をつかいます。
そしてその「Wine」を使うために「XQuartz」が必要になります。
「XQuartz」のインストール
まずはXQuartzをインストールしますよ。
XQuartzとは何ぞや!
XQuartzは、macOS向けのX Window Systemの実装ソフトウェア。
ハードウェアによる2次元コンピュータグラフィックスとOpenGLのアクセラレーションを追加し、macOSのグラフィカルユーザインタフェース (GUI) であるAquaとの統合を行っている。
X11.appは当初Mac OS X v10.2向けベータ版として公開され、Mac OS X v10.3では標準パッケージとなり、アップルのウェブサイトからダウンロード可能となった。Mac OS X v10.4では、インストールDVDにオプションとしてインストーラが同梱された。Mac OS X v10.5〜10.7では、X11.app はデフォルトでインストールされていた。OS X v10.8からは標準搭載ではなくなり、別途インストールが必要となった。
お宅のマックでのインストール状況を確認してXQuartzをインストールしてください。
うちは10.13.6 high sierraなのでインストールが必要。
→https://www.xquartz.org/
XQuartzの最新版(ここでは XQuartz-2.7.11.dmg)をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行してインストールしてください。
「Wine」のインストール
次にWineのインストールです。
wineのサイト→https://www.winehq.org/
Latest Releases 最新版
Stable (安定版)
Development (開発版)
とありますがまずは右上の「Download」クリック。
macOSをクリックしてダウンロードでもいいんですがGRCの公式サイトのアテンションによると
Wine Stable 4.0 において、エディットボックスの動作不良が確認されています。
問題が解決されるまで、Wine Stable 3.0 をご利用ください。
Wine Stable 3.0 は、Wineのダウンロードページの「pool」にあります。
直接リンクはこちら:→winehq-stable-3.0.pkg
という事なのでボクは直接リンクからWine Stable 3.0をダウンロードしました。
Stable (安定版)
ダウンロードしたパッケージファイル(pkg)をダブルクリックでインストーラーが開きます。
これでWine Stable 3.0のインストールをします。
「GRC」のインストール
ここまできてやっとGRC本体のインストールです。
GRCをインストールする(専用のセットアッププログラムを使用します)
→Wine用GRCセットアッププログラム (GRCwine.exe 300KB)
対応OS : macOS 10.8 以降、Wine Stable 2.0、3.0 ※Wine 4.0 非対応
ダウンロードしたパッケージファイル(pkg)をダブルクリックでインストーラーが開きます。
インストールが終了するとMacのデスクトップに「検索順位チェックツールGRC」というフォルダが出来ています。
その中のGRCwine.exeをダブルクリックして実行してください。
ぼくの場合はここでエラーメッセージが出ました。
64ビットのmacに32ビットのアプリケーション(wine stable)は使えないという内容なんですが、よくわからないのでもう一回はじめからGRCwine.exeをダブルクリック。
今度は、こんなのが出ましたが公式サイトによると最初のWine起動時に出るようです。
GRCはでは使わないので「キャンセル」でいいんですが将来的に別のWindowsプログラムを使う事を考えると「インストール」でもいいです。
ぼくは「インストール」にしました。
これが完了すると次に開いたのがこちら、
これも同様です
自動でこのインストーラが表示されるのは初回時のみのようなので「インストール」にしておきます。
「キャンセル」にして使っていて何かの理由でインストールしたくなるとこのインストーラを表示させるのに一手間かかるようです。
ここまで完了するとやっとGRCが起ちあがります。
「はい」で次へ
完了です。
もうGRCが使える状態です。
まとめ
手順をまとめると
- 「XQuartz」のインストール
- 「Wine」のインストール
- 「GRC」のインストール
結構簡単に作業は終わりました。
調べながらやって30分程度でしょうか。
これで検索ワード順位チェックツールGRCが使えます。
お試しあれ!
→検索順位チェックツールGRC公式サイト
以上「検索ワード順位チェックツールGRCをMacで使う手順」という記事でした。
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