ペライチとBASEの決済方法と費用を比較

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ネットショップの買い物では希望する決済方法がなかった場合、4割近いお客さんが他のショップに行ってしまうというデータがあります。

これからネットショップを開店しようという人にとってどんな決済方法に対応しているのかはとても重要ですよね。

今回は無料ではじめられるネットショップ作成ツール「BASE」と「ペライチ 」の決済方法について徹底解説していきます。

BASE

BASEの特徴はエスクロー決済

エスクロー決済とは売り手と買い手の間に第3者が入ることで双方の不安を解消することが出来る決済方法。

売り手からするとちゃんと払ってもらえるか不安なので出来れば代金が入ってから商品を送りたい。

買い手からするとちゃんと商品を発送してもらえるか不安なので商品が来てから代金を払いたい。

 

どちらも気持ちはわかりますよね。

そこで第三者が売り手と買い手の間に入り代金を管理するのです。

まず第三者は買い手から代金を預かります。
代金を預かったら売り手にその事を伝えます。
売り手は第三者のところまで代金を来ているのを確認してから商品を発送します。
商品が買い手に到着すると第三者のところに連絡が行きその時点で売り手に代金が支払われます。
もし買い手に商品が到着しない場合は第三者が預かっていた代金は買い手に戻されます。

 

ショップオーナーは商品を発送するだけです。お金のやりとりはしません。
システムにおまかせです。
すべての入金は管理画面で確認出来ます。

たとえば銀行振込でもオーナーがお客さん用の振込口座を用意する必要なし。
お客さんはBASEで指定された銀行口座に振り込む。
オーナーの元へはBASEからまとめて入金される。

お金のやり取りのトラブルが起きないようなシステムになっているのです。

BASEの決済方法

  • クレジットカード決済
  • 銀行振込決済
  • コンビニ(Pay-easy)決済
  • キャリア決済
  • PayPal決済
  • 後払い決済

 

クレジットカード決済

アマゾンや楽天と同じようにクレジットカード番号、カード有効期限、セキュリティコードを入力する方法。

銀行振込決済

→エスクロー決済なので直接のオーナーの銀行口座に振り込むわけではありません。

お客さんはBASEで指定された銀行口座に振り込む。
オーナーの元へはBASEからまとめて入金される。

コンビニ(Pay-easy)決済

レジにてスマホに表示されるバーコードで払う。
または店頭の端末での手続きで申し込み券を発行してレジにて支払う。

キャリア決済

各キャリア(携帯電話会社)の携帯の画面でIDや電話番号、パスワードや暗証番号等を入力して決済が出来ます。

各キャリアによって利用方法が違うので確認してください。

→ドコモ ケータイ払い

→au かんたん決済/au WALLET

→ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い

PayPal決済

PayPalだと支払先にクレジットカードの番号を知らせることなくクレジットカードからの支払いができる。
PayPalに登録していれば初めて買い物をするオンラインショップでもPayPal対応のショップであればクレジットカード番号の入力なしでメールアドレスとパスワードの入力で買い物が出来ます。

PayPalは2018年9月より銀行口座からでも支払うことができるようになりました。
支払に設定できる銀行は
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・三菱UFJ銀行
・ゆうちょ銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行

後払い決済ではBASEが代金を立て替える

お客さんが商品を受け取った後に代金を払う後払い決済が出来る。

商品発送後、お客さんの受け取りが確認出来ればその時点でBASEが代金+送料を立て替えてオーナーに支払う。

購入したお客さんにはBASEから請求書が送付され、コンビニ・郵便振替・銀行振込いずれかで商品代金+送料+請求手数料(300円)を支払ってもらう。

お客さんが商品を受け取った時点でBASEに立て替えてもらうには必ず追跡番号のある配送方法にしないといけない。

BASEのメリット

エスクロー決済を取り入れているのは使いやすいと思います。
メルカリと同じような感覚で自分のショップを運営出来ますね。

決済方法がいくつもあるのでお客さんの取りこぼしを少なく出来ます。

BASEのデメリット

デザイン性に優れたショップを作ろうとすると結構手間がかかってしまう。

ペライチ

ペライチは無料でランディングページが作れるツールですが、無料のままでは決済システムは使えない。

決済システムを利用するには、月額1,000円のオプションを申し込むか、ビジネスプラン月額2,980円を申し込む。

プラス売り上げの3.5%の手数料がかかる。

ペライチの決済システム導入のよさは「審査が早い、最短即日導入」です。

決済方法

  • クレジットカード VISA、Master
  • コンビニ決済 ファミリーマート、ローソン
  • PayPal、atone(アトネ)

クレジットカード決済

アマゾンや楽天と同じようにクレジットカード番号、カード有効期限、セキュリティコードを入力する方法。

コンビニ決済

レジにてスマホに表示されるバーコードで払う。
または店頭の端末での手続きで申し込み券を発行してレジにて支払う。

PayPal、atone(アトネ)

BASEでのPayPalの説明を→参照
atone(アトネ)はPayPalと同様のサービス。

ペライチのメリット

物販だけでなく、無形商材の販売もOK。

サブスクリクション販売(定期購入)にも対応。
オンラインサロンなどの毎月の会員費も扱える。

ペライチのデメリット

JCBやアメックスなどのクレジットカード、ペイペイ・LINEペイ・Amazonペイなどはまだ使えません。

まとめ

ペライチはあくまでランディングページ作成ツール。
デザイン的に優れているランディングページやサイトを作るのに適している。
コンセプト別の優れたデザインが用意されている。

BASEはたくさんの商品を掲載して簡単に購入できるというコンセプト。
最初から優れたデザインが用意されているわけではない。

決済方法はBASEの方がバラエティに富んでいますが、それぞれ得意とするものが違うので自分が販売したいものによって使い分けるといいと思います。


少ない費用でワンクリック決済、継続課金ならペライチの決済システムで決まりでしょう
商品の販売ページ(ランディングページ)は一枚のページで出来ています。 一枚のページなので紙っぺら一枚の「ペライチのページ」なんて言い方をします。 でもたった一枚のページでもウェブ制作会社に発注したらごく簡単なものでも3〜4万とられま...


以上「ペライチとBASEの決済方法と費用を比較」という記事でした。
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