オンラインプログラミングスクールはオンラインのみで完結するプログラミングスクール。
ネット環境とパソコンさえあれば自宅でもスタバでも図書館でも場所を選びません。
基本は自習スタイルなのでカリキュラムを受ける時間も自由。
これからプログラミングを学びたい人、特に地方在住の方は気になりますよね。
通学型のプログラミングスクールと比べてどうなのか、本当にプログラミングのスキルが身につくのか、
本気でプログラミングを勉強したいと思っている初心者の方に向けて解説していきます。
はじめに
プログラミングスクールは自宅で受けらるオンライン型とスクールへ通う通学型にわけられます。
プログラミングスクールは首都圏、特に東京に集中していますので地方在住の人はオンライン型を選択する場合が多いかと思います。
オンライン型は通学型にくらべて十分な勉強が出来ないんじゃないかと心配している方もいますよね。
このあとオンライン型のメリット、デメリットを紹介していくので選択する参考にしてください。
オンラインプログラミングスクールのメリット
自宅で受けられる
オンラインプログラミングスクールの一番のメリットは自宅で受けられるという点です。
通学型のプログラミングスクールはすべて首都圏に集中しています。
地方在住の人は通うことが出来ません。
住んでいる場所に関係なく一流のカリキュラムが受講出来るのは一番のメリットだと思います。
どこででも、いつでも受けられる
もちろん自宅のみではなくネット環境とパソコンがあればどこででも受けられます。
時間も自分の都合のつく時間に受ける事が出来ますよね。
普段の生活のリズムを壊さずにプログラミングの勉強をする時間が作れると思います。
転職としてプログラマーを考えている人も仕事を終えてからプログラミングスキルの習得に集中できます。
通学型よりも安価
オンラインプログラミングスクールでは通学型のスクールより安価で受けられます。
通学型のスクールのように場所を用意する必要がないし(家賃がいらない)、講師の数も少なくていい(少ない人件費で出来る)。
カリキュラムの内容は同じでもスクールを運営する費用が安く済むので安価で利用出来るのです。
自分のペースですすめられる
通学型では他の人のペースの合わせなければいけない。
まわりのペースについていけずに、ちゃんと理解出来ないまま次へ進んでしまう事や、はやく次へ進みたいのにまわりに合わせてなくてはいけない事、などが出てきます。
オンライン型では完全に自分のペースですすめられます。わからなければ何度も繰り返し勉強すればいいし、どんどん先へすすめたいときも自分のペースでいけますよ。
完全マンツーマンの通学型は
オンラインプログラミングスクールのデメリット
環境設定などをすべて自分でやらなくていけない
オンラインプログラミングスクールでは自宅のパソコンにプログラミングが出来るようなソフトをインストールしたりする作業をすべて自分でやらなければいけないのです。
通学型の場合はスクールのパソコンにすでに必要なものはインストールされていますし、新たにインストールする必要が出て来ても講師にサポートしてもらうのですぐに出来るわけです。
ぼくが思うにこれは無駄ではないと思いますよ。時間がかかってもすべて一人で出来た場合は、その手順を知らない人に教えてあげられるほど理解出来ているわけです。
このことは仕事の現場に入ったときに役に立つはずです。
わからない事、つまづいた事がすぐに解決出来ない
その場ですぐに講師に質問が出来る通学型にくらべるとわからない事、つまづいた事を解決するのに時間がかかります。
オンライン型ではチャットで講師に質問するかたちになりますが、瞬時に回答してもらえるわけではなくある程度時間がかかります。
さらに言うと通学型なら手とり足とり教えてもらえるかもしれませんが、オンライン型ではそこまで面倒はみてもらえません。
しかし通学型で手とり足とり教えてもらった人は仕事の現場に入ったときに苦労するんじゃないかなと思うんですよね。
プログラム言語に関して
プログラム開発には色々なプログラム言語が使われています。
そして年単位で新しい言語も出て来ます。
仕事の現場に出れば自分が学んだことのない言語を学ぶ必要が出てくると思っておいてください。
ひとつふたつのプログラム言語を習得しておけばずっと仕事が出来るという業界ではないという意識を持っていた方がいいです。
どのプログラミング言語を学ぶか
いくつかプログラミングの勉強についての記事を読んでいるあなたなら、「PHPをやったほうがいい、JavaScriptをやったほうがいい」などと、初心者がまず勉強した方がいい言語についていろいろな情報があったと思います。
もしどれにしようか悩んでいるなら、それは全く無駄な時間です。
企業に就職して仕事をはじめる段階で知らない言語を覚えるように言われる事はあります。
フリーランスになるとしても、受けた案件によっては知らない言語を勉強する必要が出てくることもあります。

じゃあ、どうしろと?
スクールではメジャーで需要のある言語を当然教えてくれるのでそれでいいと思います。
自分のやりたいコースを選べばそれに必要な言語が当然学べますので心配する必要はないんです。
WEBアプリケーションコース | 企業のサイトなどを作るときに必要となるスキル |
スマホアプリコース | 文字通りスマホアプリを作る現場で必要となるスキル |
スクールで用意されているこういったコースを選んでいけばいいんです。
実際に仕事に就くさいは希望通りの仕事につけるとは限りません。

じゃあ、希望通りの仕事につけない場合は無駄になる?
まったく無駄になりません。
まず第一にプログラミング言語はおおまかなところでは同じなのです。
その言語が得意とする分野というのは存在しますがプログラミング言語としての考え方はだいたい同じです。
一つの言語をある程度まで習得してしまえば、他の言語にもかなりの部分が応用出来ます。
「自動でメールを出す」という機能をある言語で作れるならば、それを別の言語でやろうとしても、ちょっとググる(Google検索)だけで出来てしまいます。
だから一つの言語をある程度マスターする事は、仕事でその言語を使わなくてもまったく無駄になりません。
オンラインのみで受けられるプログラミングスクール
オンラインでの受講に力を入れているプログラミングスクールを紹介します。
CodeCamp
47,250円から/月
無料体験レッスンに申し込むとヒアリングがあり自分に向いたコースを教えてもらえる。
そのコースで学ぶプログラミング言語も決まる。
全部で12のコースがありPython、Unityなどのひとつの言語習得のコース以外はそのコースで作る作品(成果物)に必要な3〜4種程度の言語を学ぶことになる。
直接の就職先紹介はないが、企業選択、面接の練習などサポートしてくれるコースはある。
TechAcademy
62,000円から/月
無料体験でメンター(講師)によるオンラインでのサポートを体験。
プログラミング18コース
デザイン3コース
マネジメント2コース
エンジニア転職保証コース
それぞれのコースを組み合わせることも可能。
15コース受け放題のプランあり
侍エンジニア塾
146,000円/月
無料体験レッスンあり
専属のマンツーマン講師が配属される。
生徒一人ひとりに合わせてオーダーメイドカリキュラムが組まれる。
転職・就職に関してはキャリアアドバイザーがつく。
Tech Boost
社会人 | 入学金134,800 円 月額29,800 円 |
学生 | 入学金197,800 円 月額19,800 円 |
通学型、オンライン型の両方がある。
チャット(Slack)、ビデオチャット(ハングアウト)によるサポートがある。
運営会社はエンジニアの人材紹介をしているのでキャリアサポートは充実している。
最後に
ここで紹介したオンラインのみで完結するプログラミングスクールはすべて無料体験出来ます。
ネット上でパソコンだけを介して受講する感じをまず体験してみた方がいいと思います。
なるべくたくさん無料体験をして選択肢を多くしてからどれにするのか判断するといいんじゃないでしょうか。
以上「オンラインプログラミングスクールのメリット・デメリット」という記事でした。
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